CentOS6にawscliをインストールする手順

6の場合はデフォルトのPythonバージョンが古いので、これを2.7にあげてからpythonを入れます。

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python2.7をいれる

Software Collections を利用してPythonを標準の2.6から2.7に上げます。 https://www.softwarecollections.org/en/

yum -y install centos-release-scl-rh
yum -y install python27

この時点ではまだシステムで利用できるバージョンは変わってません。

$ python -V
Python 2.6.6

デフォルトを変更します。

$ scl enable python27 bash

$ python -V
Python 2.7.16

pipをインストールする

もしインターネットに出れない環境でプロキシなど経由したい場合は curl の https_proxy に http://プロキシホストのアドレス を指定します。

curl -kL https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py | python

#プロキシの設定例。
curl -x プロキシホストのアドレス -kL https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py | python　--proxy=プロキシホストのアドレス

プロキシ経由でどうしてもcurlが使えない場合

手元にwgetしてきて実行するのもありです。

vim /etc/wgetrc
https_proxy = http://プロキシホストのアドレス/
http_proxy = http://プロキシホストのアドレス/

wget https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py
python get-pip.py --proxy=プロキシホストのアドレス
pip install --proxy=プロキシホストのアドレス awscli

あと、もしインストール時にsslのエラーが出るようならlibcurlのバージョンをあげましょう。

yum -y install libcurl nss

awscliをインストールする

pip install awscli

#プロキシが必要な場合。
pip --proxy プロキシホストのアドレス install awscli

sclをログイン時に有効に

yum install scl-utils

vim /etc/profile.d/python27.sh

#!/bin/bash
source scl_source enable python27

これで次回ログイン時からは自動的に2.7が使えます。